受動態
こんばんは!
今日はスペイン語の「受動態」についてまとめてみました。
まず、スペイン語では「能動態」で表現することが多いため、日本語の受動態表現をスペイン語に置き換えても、そのまま受動態とならず能動態で表現することがよくあります。なので受動態の作文は結構大変でした💦
では、スペイン語の受動態はどのような時に使われるのかと言うと、
- 受動主を主語にしたい時(受動主の視点で表現したい時)
- 動作主が不明な時、または伏せたい時
これらになります。
◆受動態の表現方法
①受動主(主語)+Ser/Estar+過去分詞(+por+動作主)
この形は受動主を主語にしたい時に使われます。英語の受動態ともよく似ていますね。完了形の過去分詞に語尾変化はなかったのですが、受動態では受動主(主語)の性数に応じて過去分詞の語尾を変えなくてはなりません。
②Se+動詞の三人称
これは再帰動詞を使った受動的な表現方法で、動作主を特定しません。
③直接目的格人称代名詞(me,te,lo,laなど)+動詞の三人称複数形
これは無人称表現での受動的な表現方法です。②とおなじく動作主を特定しません。
個人的には①が圧倒的にわかりやすいのですがあまり使われないようです。そもそもスペイン語には受動的という意識があまりないようなので、②,③は受動態というよりも、再帰動詞および無人称表現を日本語に訳そうとした結果、受動的な表現となったもの、と考えた方がいいのかもしれません。